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注入針の秘密

注射用の針について

「コラーゲン注入やヒアルロン酸注入って、なんだか痛そう・・・」、そう思ってなかなか踏み出せない人もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに、皮膚の中にモノを入れる訳ですから、痛みが全くないということはあり得ませんよね。

「我慢できる程度の痛みさえ乗り越えることができれば、その先には見違えるほどシワが改善されている・・・」

このことは、経験された方ならお分かりいただけるかと思いますが、まだコラーゲン・ヒアルロン酸注入を受けたことのない方にはピンと来ないとおもいます。

そこで今回のコラムでは、コラーゲン・ヒアルロン酸注入で使用する「針」について解説してみたいともいます。

下の写真をご覧下さい。これらは全て医療用の滅菌された針です。一番上の18Gから一番下には30Gという針が写っています。数字が小さいほど、針が太くなります。○○Gの後ろに書いてある文字、「x1 1/2」や「x1」、そして「x1/2」などは、針の長さを表しています。基準は「1インチ」なので、「x1 1/2」なら1.5インチ、「x1」なら1インチ、そして「x1/2」なら1/2インチとなります。

こちらはそれぞれの針を全面からみたものです。先程述べた、針の長さの違いについてよくお分かりいただけるかと思います。


では実際に、針そのものを見てみましょう! 

下の写真のうち、一番上は「18G針」です。一般的な診療で使う針のうち、最も太いモノです。それに対して、その下にある針は「27G針(中段)」、「30G針(下段)」です。

どうですか? この太さの違いは!

このような極細の針で入れていくので、刺される痛みは一般的な注射と比べても、非常に小さくてすむことが分かるでしょう!


最後は、極細の針のみを撮影してみました。

灰色の針はともに27Gですが、長さが異なり上が3/4インチ、下が1/2インチです。これらは主に注入部位によって使い分けています。

ちなみに27Gを使うか、30Gを使うかについては、本文中にも書きましたが、注入製剤の粒子の大きさによって使い分けています。

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